理事長所信

はじめに

 1949年、戦後の混沌とした時代背景の中、責任感と情熱を持った青年有志たちによりJC運動がスタートしました。そして、私たちは1969年6月15日こだまの地に、全国415番目のJCとして設立し、「明るい豊かなまち」の実現に向けて運動してまいりました。多くの先輩諸兄姉がこの地域に対して責任と覚悟をもって運動されてきた歴史を次代へと継承していきます。
今後、私たちはポストコロナ社会の中で運動を行なっていかねばなりません。昨日までの日常が失われ、誰もが不安になる時代だからこそ、改めてJCの創始の精神を噛みしめ、これからのこだまJCの存在意義を明確にすることが必要です。
2021年度は、創始の精神を元に新たな時代を見据え、こだまJCの存在意義をメンバー全員で構築し、強固な絆を持った組織を形成するために邁進いたします。

これまでのこだまJC

 ポストコロナ社会の中で、JC運動をしつづける為には、JCのアイデンティティが必要だと私は感じます。こだまJCは誕生してから53年の時が経ち、その間時代に沿ったカタチで法人格を変更しながら公に対して奉仕の精神を持ち、より良い地域を創ろうと運動を行ってまいりました。そんな中、現在はJCもある時代と言われますが、コロナ禍の運動に関していえばJCは動きが活発な団体だと感じました。地域の危機的状況の中、地域の為に様々な運動をすることが出来たのは、時のリーダーが設立当時の先輩諸兄姉にあった自発的な行動力と利他の精神をしっかりと認識し、メンバーを率いた結果です。私は、この誰かのために行動できる力こそがJCのアイデンティティであると感じます。そして、このアイデンティティをメンバーに芽生えさせる事が、こだまJCの次代を担う人材に成長すると私は確信します。

これからのこだまJC

 時代が移り変わる中で、必要とされるものが残り、それ以外は淘汰されるのが世の常ではありますが、JCもその岐路に立たされています。リモート化、オンライン化、テレワークの推進など、地域住民の働き方や暮らし方が変化する中、組織の在り方を見直すには絶好の機会です。私が組織の在り方において重要だと思うことは、奉仕・修練・友情から成るメンバー間の絆と、組織に対する責任です。近年、こだまJCでは多くの新入会員が在籍するようになりました。また、メンバーの立場や状況も徐々に多様化しています。その中で、組織の在り方を見直すには、経験浅いメンバーの意見と、経験があるメンバーの意見を摺り合わす事が、今後の持続可能性向上へと繋がると確信します。そして、組織に在り方の対する意見こそ、こだまJCへの責任、そして愛情に繋がります。その為に、各メンバーが主役になり、しっかりと会の未来を見据え発言できる環境を作る事が重要と考えます。

こだまJCのブランド価値

 こだまJCってどんな団体ですか、と聞かれることがよくあります。地域に様々な組織が存在する中で、当会の特徴は地域の課題を発掘し、解決策の立案と実行を無償で行う組織という部分です。しかし、その認知度はまだまだ低いように感じます。情報は伝わってから初めて意味がある。そして伝わらなければ、JC運動は自己満足でしかない。この状況を打破する為には、こだまJCの発信力と影響力を更に強める必要があります。その為に、時代と地域に即した情報媒体を使用し、地域住民やこだまJCのメンバーが必要としている情報の発信をするとともに、こだまJCがどんな団体なのかを周知します。その結果、こだまJCのブランド価値が確立され、発信力と影響力を持った時に、会が抱える拡大や広報などの問題を解決する大きな力になると私は確信いたします。

全員で挑む会員拡大

 JC運動を行う為にはメンバーが必要です。近年こだまJCが抱える大きな課題があります。それは会員の減少です。会員一人が一名拡大出来れば良いのに、という話を毎年メンバーから耳にすることがあります。例年、拡大担当の委員会に拡大運動は任せていますが、本年度はその手法を元に、毎月の拡大協議会を開催する中で拡大リストの充実を図り、メンバー全員で拡大運動を行います。また、昨年度に「最近、こだまJCがとても楽しそうに運動している」という声を外部の方からお聞きする機会がありました。拡大対象者に”楽しさ”や”メンバーの人となり”など、こだまJCの内部を見せる事は拡大において重要なポイントです。そこで本年度は拡大協議会だけではなく、サークル活動を通して拡大対象者へ、こだまJCの”楽しさ”と”メンバーの人となり”を伝えるきっかけ作りも行ってまいります。

結びに

 何のためにJCに入会し、何のためにJC運動をするのでしょうか。私の入会理由は自分の為でした。その目的は、先輩諸兄姉から多くのことを御教示いただく中で大きく成長し果たせたと感じています。それでは何のためにJC運動を続けているのでしょうか。それは、JC運動を通して多くの絆が生まれたからです。この繋がりがあるからこそ、JC運動は楽しいと私は確信しています。絆の繋がりが生む楽しさを常に忘れることなく、メンバーへ伝えられるよう、第五十三代理事長として誠心誠意取り組んでまいります。

基本理念

こだまJCの創始の精神を元に、自発的な行動力と利他の精神を持ったJAYCEEを育成する。
時代の変化を捉え、新たな組織の在り方をメンバー全員で作り上げ
zる。
広報活動を通じ、こだまJCのブランド価値を確立させる。
各委員会の財務状況を確認し各会議で報告する。
交流・訪問を通じて、会員拡大をする。
メンバー間に絆を醸成する。

基本方針

今一度、組織の存在意義を見つめ直し
奉仕・修練・友情を体験する
そして、強固な絆で繋がれた組織を形成する。

スローガン

愛・こだまJC
〜組織を愛し、そして愛される人材となれ〜

第53代 理事長 柴崎 篤